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Profile

ライター紹介

Writer
燃え殻
テレビ美術制作会社企画、小説家、エッセイスト
1973年神奈川県横浜市生まれ。都内のテレビ美術制作会社で企画デザインを担当。2017年、『ボクたちはみんな大人になれなかった』で小説デビュー。
2021年3月、書籍『夢に迷って、タクシーを呼んだ』刊行。

【Twitter】 : @Pirate_Radio_
【Instagram】 : @_pirate_radio_
イラスト:平井豊果
神奈川県鎌倉市生まれ
2007年迄グラフィックや映像の仕事をしてきてが、ハイリー・センシティブ・パーソンの為、社会に適応出来ず一般企業に勤める事を諦める。
好奇心が強く自由奔放に生きたい自分と、それらを許さない糞真面目なもう一人の自分が常に対立し如何にして生きるかを考えながら制作しています。
2013年暮れから現在まで毎日何か一つ制作する事を続けています。

【Twitter】:@aoironica2
【instagram】@aoironica


タイトルデザイン:熊谷菜生
岩手県出身。グラフィックデザイナー。主に広告や書籍のAD、デザインなど。
『相談の森』『すべて忘れてしまうから』『夢に迷ってタクシーを呼んだ』(著者:燃え殻)の装丁を担当しています。

【Twitter】:@nao_qm

Column

記事

「断片的回顧録ふたたび」

ここに書き起こしておかないと忘れてしまいそうな、日々の可笑しみと哀しみとその間のこと全部 3月1日 週刊新潮の原稿をなんとか仕上げる。前は二ヶ月先まで送っていた原稿も、ついに取って出し状態になってしまった。リアル週刊連載 […]

by 燃え殻
「断片的回顧録ふたたび」

ここに書き起こしておかないと忘れてしまいそうな、日々の可笑しみと哀しみとその間のこと全部 2月2日 「出会いより多い別れはないよ」と、富士そばの隣の席で、ミニカレーセットを食っていたサラリーマン二人組の片方がそうつぶやい […]

by 燃え殻
「断片的回顧録ふたたび」

ここに書き起こしておかないと忘れてしまいそうな、日々の可笑しみと哀しみとその間のこと全部 1月2日 去年一年全体的にスケジュール管理をミスってしまい、仕事が重なり過ぎたので、今年はできるだけ余裕をもって一年やっていきたい […]

by 燃え殻
「断片的回顧録ふたたび」

ここに書き起こしておかないと忘れてしまいそうな、日々の可笑しみと哀しみとその間のこと全部 12月5日 ほぼ企画の書かれていない企画書が届いた。 12月6日 東京ガーデンシアターにて『BE:FIRST』のライブへ。 ゴール […]

by 燃え殻
「断片的回顧録ふたたび」

ここに書き起こしておかないと忘れてしまいそうな、日々の可笑しみと哀しみとその間のこと全部 11月4日 仕事場の断捨離。ちょっと早い大掃除。とある先輩に「気球が上がって行くときは、砂袋を一つひとつ捨てていくだろう? 断捨離 […]

by 燃え殻
「断片的回顧録ふたたび」

ここに書き起こしておかないと忘れてしまいそうな、日々の可笑しみと哀しみとその間のこと全部 10月04日 渋谷文化村のカフェで、小説の打ち合わせ。アイデアはある。ただ書き切れる気がまったくしない。考えてみると小説『これはた […]

by 燃え殻
「断片的回顧録ふたたび」

ここに書き起こしておかないと忘れてしまいそうな、日々の可笑しみと哀しみとその間のこと全部 9月3日 駒沢のBarで知り合いのカメラマンと飲んでいると、文章を書いて食べていきたいという大学生の青年に声をかけられた。彼は綺麗 […]

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「断片的回顧録ふたたび」

ここに書き起こしておかないと忘れてしまいそうな、日々の可笑しみと哀しみとその間のこと全部 8月10日 J-WAVE『BEFORE DAWN』のナビゲーターの仕事を始めて四ヶ月が経った。深夜ラジオ好きだった者として、J-W […]

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「断片的回顧録ふたたび」

ここに書き起こしておかないと忘れてしまいそうな、日々の可笑しみと哀しみとその間のこと全部 7月1日 大阪梅田にて、大人計画『ドライブイン カリフォルニア』の舞台を鑑賞。その後、ライターの兵庫慎司さんと梅田にある、中島らも […]

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「断片的回顧録ふたたび」

ここに書き起こしておかないと忘れてしまいそうな、日々の可笑しみと哀しみとその間のこと全部 6月1日 今年の正月に読もうと思っていた小説を、まだ一行も読めていない。今年も半分が終わってしまった。 6月3日 中目黒のジビエ専 […]

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「断片的回顧録ふたたび」

ここに書き起こしておかないと忘れてしまいそうな、日々の可笑しみと哀しみとその間のこと全部 5月5日 J-WAVE「BEFORE DAWN」という番組のナビゲーターになってしまった。今日が三回目の収録だった。週刊連載のエッ […]

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「断片的回顧録ふたたび」

ここに書き起こしておかないと忘れてしまいそうな、日々の可笑しみと哀しみとその間のこと全部 4月9日 渋谷の円山町にある仕事場からほぼ出ないのに、日記を書くことになった。朝、喫茶店に行って、昼になると中華料理屋でA定食かB […]

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燃え殻「明日をここで待っている」

一日の終わりや、疲れ切った今日を脱ぎ捨てた部屋でぽつりと明日を想うような言葉群 明日をここで待っている 第11回   「月収1000万!!!」という景気のいい文字が躍るラッピングカーが、信号待ちをしている僕の前を横切って […]

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燃え殻「明日をここで待っている」

一日の終わりや、疲れ切った今日を脱ぎ捨てた部屋でぽつりと明日を想うような言葉群 明日をここで待っている 第10回   朗読劇の原作を書いてしまった。「しまった」という言い方は謙虚とか謙遜とかではない。本当に宛もない原稿を […]

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燃え殻「明日をここで待っている」

一日の終わりや、疲れ切った今日を脱ぎ捨てた部屋でぽつりと明日を想うような言葉群 明日をここで待っている 第9回   仕事場の近くに小さな映画館がある。平日の午前中、コーヒーをどっかで買って、僕はその映画館によく行く。観た […]

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燃え殻「明日をここで待っている」

一日の終わりや、疲れ切った今日を脱ぎ捨てた部屋でぽつりと明日を想うような言葉群 明日をここで待っている 第8回   「自分には何もないです」 そんな言葉で始まるハガキを昨日もらった。この時代にハガキというだけでも珍しいの […]

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燃え殻「明日をここで待っている」

一日の終わりや、疲れ切った今日を脱ぎ捨てた部屋でぽつりと明日を想うような言葉群 明日をここで待っている 第7回    お香を焚くことに凝っている。 とにかく神経を弛緩させることに心血を注いでいる。さもなくば精神的にかなり […]

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燃え殻「明日をここで待っている」

一日の終わりや、疲れ切った今日を脱ぎ捨てた部屋でぽつりと明日を想うような言葉群 明日をここで待っている 第6回    仕事部屋のソファで眠っていると、ギターを練習する音色が隣の部屋から薄く聴こえてくる。壁が薄いのも、悪い […]

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燃え殻「明日をここで待っている」

一日の終わりや、疲れ切った今日を脱ぎ捨てた部屋でぽつりと明日を想うような言葉群 明日をここで待っている 第5回   「温泉に行きたい」100円均一で売っていた入浴剤をポトンと湯船に落とし、しゅわしゅわと泡が立ち上がってく […]

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燃え殻「明日をここで待っている」

一日の終わりや、疲れ切った今日を脱ぎ捨てた部屋でぽつりと明日を想うような言葉群 明日をここで待っている 第4回   「人生、四度目」みたいな人は周りにいないだろうか。僕の周りには一人、「人生、七度目」みたいな男がいる。彼 […]

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燃え殻「明日をここで待っている」

一日の終わりや、疲れ切った今日を脱ぎ捨てた部屋でぽつりと明日を想うような言葉群 明日をここで待っている 第3回    眠れないときに、コーヒーを飲むのは逆効果のような気がするが、僕にとっては不眠のときの最終手段がコーヒー […]

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燃え殻「明日をここで待っている」

一日の終わりや、疲れ切った今日を脱ぎ捨てた部屋でぽつりと明日を想うような言葉群 明日をここで待っている 第2回   「ちょっとこっちおいで」と祖母に呼ばれる。  それは小学校の低学年の夏休みのことだったと思う。家族で、父 […]

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燃え殻「明日をここで待っている」

一日の終わりや、疲れ切った今日を脱ぎ捨てた部屋でぽつりと明日を想うような言葉群 明日をここで待っている 第1回  友人は仕事から帰るとまず、気持ち良さそうに寝ている柴犬の腹に顔を埋めるらしい。柴犬も毎日のことなので慣れて […]

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