スマホのカメラにできること。 vol.07

「かけがえのない日常をもっとたのしく、もっと見返したくなる１枚に」
このコラムでは普段広告クリエイターとしてデザイン会社で働くS o h が、スマートフォンで思い通りに写真を撮るコツをご紹介。いい写真が何かはむずかしいけど、あらゆる人の写真体験がよいものになりますように、そんな願いを込めたコラムです。

フラッシュとブレ、印象つよめ。

こんにちは、気がつくと1年の終わりを意識する時期になっている、「タイムスリップ感覚（記憶なし）」がなかなか好きになれないSohです。

いや〜時というのは本当にあっという間に進みますね。
世間話はさておき、今回も写真のテクニックをご紹介しましょう。

突然ですが、ふだん暗いところで写真を撮りますか？
夜なんかだとスマホが自動でフラッシュすることも多いと思います。
そこで今回は、フラッシュとブレを用いたテクニックをご紹介。

もちろん普通にピカッと光らせて撮るのはいいんですが、
写真ならではのおもしろい効果がうまれるんですよ。

印象的に、ちょっとおしゃれ、なんかアートっぽいかも？

そんな１枚が撮れちゃうテクニックです。

 

反射するところにフラッシュ！
あえてブレさせながらフラッシュ！

（個人的にはフラッシュ大好きです）

そもそもフラッシュは、ガラスとか金属とか光が当たると反射するものに当てるとおもしろい見え方になることが多いです。

やり方は簡単で、

スマホのカメラアプリで「フラッシュ」をオン

これだけですね。雷マークみたいなやつです。特に変更していなければ「自動」モードの方が多いのかな。

これだけで普段の写真とは全然ちがう印象になるとおもいます。
そして次が今回のポイントなんですが、

フラッシュと同時に「あえてブレさせる」

こと。
スマホを持ちながら手を平行方向にくりっと動かします。
ブレさせかたは無限大なので、色々試すのがおすすめ！
フラッシュと相まっておもしろい１枚になります。
さっそく作例をみていきましょう。

おもしろいブレ、かっこいいブレ。

（自分がブレる　or 動きのある被写体をねらうべし。）

友人のライブがあったのでマイクやカホンの写真を撮ってみました。
いかがですか？なんかおしゃれというか、かっこいい感じがしますよね。
これ実はシャッタースピードとフラッシュの関係で残像が残るんです、それを活用したエフェクトですね。

右の演奏している１枚は手のブレから躍動感が伝わってきます。
もはやビートが聞こえてきちゃいます。

特にこういった音楽やライブイベントには相性がいいテクニックと思います。
ライブのパワーや魅力を視覚的表現できちゃうぜ。

 

では今日のまとめです！
フラッシュを使ったおもしろい１枚を撮るには、

１,フラッシュをONにする
２,フラッシュ時に、あえてブレさせる

ライブ写真とかでよく見るエフェクトですが、スマホでもできちゃうんです。
おもいつきですが、この技法で自撮りをしてみたらおもしろいかも・・・？
試したい撮り方がたくさんありますね。

本日も最後まで読んでくれてありがとうございます！

写真は、種類も目的もほんとうにたくさんありますね。最近はスマホも暗いところに強くなってきましたし、というかカメラの多機能さにはいつも驚かされます。

いつも一緒なスマホだからこそ、ぜひいい１枚を狙ってみてください
んじゃ、また。