スマホのカメラにできること。 vol.04
「かけがえのない日常をもっとたのしく、もっと見返したくなる1枚に」
このコラムでは普段広告クリエイターとしてデザイン会社で働くS o h が、スマートフォンで思い通りに写真を撮るコツをご紹介。いい写真が何かはむずかしいけど、あらゆる人の写真体験がよいものになりますように、そんな願いを込めたコラムです。
子どもやペットはぎゅっと寄ってみる
こんにちは、顔が男性的で目つきがわるいのに昔から動物と子どもに好かれるSohです。夏の終わりで子供も大人も動物たちもみんな心地良さそうに過ごしていて、街ゆく人を見ては最近勝手にほっこりしています。
突然ですが、子どもや動物ってたくさん動くし、写真はいっぱい撮るけどなんかピンとこない・・・なんてことありませんか。
宇宙一かわいい自分のペット、生まれたばかりの赤ちゃん、元気いっぱいの5歳児など、魅力的すぎる被写体たち。 今日は彼らの魅力をうまく撮るテクニックを紹介します!
伝えたいかわいさを1つ選ぼう!
BEFORE
AFTER
(もちろん引きも素敵だけど、目のかわいさがたまらない!)
今回はまわりに子どもがいなかったので、わんちゃんを撮ってきました!犬猫どっち派論争が世の中にはありますが、それは新たな争い生む・・・「動物好き」
でまとめてしまえばよいではないか・・・とSohは思います。
ハイ、それでは早速ですが、動物の魅力ってなんでしょう?やっぱり1つ言えるのは「かわいさ」だと思います。じゃあその「かわいさ」が伝わる写真はどう撮ればいいんだろう。
撮ってから比べてみるとよくわかるんですが、被写体と距離をとって引いて撮るよりも、ポイントを選んで切り取ったほうが魅力がよく伝わるな、と思います。
実際に自分が意識したのはこんな感じ。
1,かわいいポイント(今回の場合は表情)を選ぶ
2,ぎゅっと近づいてどんどん撮る
ちょっと画面いっぱいいっぱいすぎない?と思うくらいがおすすめ。ブレててもいいんです、ボケててもいいんです。それでもかわいいのが今回の被写体です。さらにピントの合っているキレイな写真だけが「写真」ではありません。限りなく自由なのです!(なんか変なスイッチ入った)
というか、何度見てもかわいいな・・・毛並み、目つき、ほれぼれします。
んんんたまらない!(語彙力)
ぎゅっと寄って、どーん!
BEFORE
AFTER
(画面内では左→右に柔らかい光が入ってきています)
ちなみに余談ですが、超超大事な「光」の話を少しだけしますね。食べ物なんかもそうですが、基本1つの光で撮ることをおすすめしています。
室内って蛍光灯やライトがありますよね、例えばその部屋に窓があると
部屋のライト+窓から入る自然光
ということになります。
これは2つの光が混ざっている状態。この環境でうまく撮るのは結構難易度がたかいんですよね。
太陽の光は1つです。つまり被写体に対して1つの光で撮れば、いつも目で見ているような自然でが綺麗な1枚になるよね、ということです。
今回、室内だったのでライトがついていましたが消しました。そこで大きな窓か入る自然光を使って被写体の撮りたい角度を探しています。
ちょっと文章で伝えるのはむずかしいかもしれませんが、これをざっくり理解しておけば、わりとなんでも綺麗に撮れるはず・・・!
今日のまとめです!
動物・子どもの撮影テクニックはシンプルな2つ
1,かわいい!と思うポイント選ぶ(表情、目つき、手足とか)
2,ぎゅっと近づいてどんどん撮る
実はここでも基本の考え方になっているは、「伝えたいことだけを画面の中にいれる」ことです。
そしてこういった被写体は、思い通りに止まってくれません(笑)
自分がどんどん動きながら、数をたくさん撮っちゃいましょう!いらないものは後から消せばOKです!
最後の1枚は、飼い主である友人と添い寝しているところをパシャリ。リラックスしているのがよく表情に出てるな〜と思います、本当に人みたいな顔をするなぁ。あ〜肉球ぷにりたい。。
本日も最後まで読んでくれてありがとうございます!
子どもや動物を撮るときはぜひ今回のテクニックを試してみてください。 んじゃ、また。