
エステティシャンがお教えします! 40代、50代が美容ですべきこと

筆者はエステティシャンとして、さまざまな年代の方のお肌を診てきました。
自身が30代後半となり、20代のうちに教えて欲しかったことややっておけばよかったと思うこと、40代、50代のために備えていることなどがあります。
今回は40代、50代が美容ですべきことについてお教えします。
■40代、50代が美容面ですべきこと
「うるおいケアを徹底する」
20代の頃に比べて、30代後半あたりから肌の水分と油分のバランスが低下しやすくなります。40代や50代になるとくすみやシワ、たるみなどの悩みが増えます。
まずはスキンケアの際にうるおいとなる化粧水や美容液をたっぷりと補うのがおすすめです。
洗顔後、化粧水を適量手またはコットンに取り、顔全体になじませます。一度で終わらずに化粧水を追加しながら数回に分けて浸透させる、化粧水後にシートマスクを活用すると肌の水分量が高まります。最後に乳液、クリームでうるおいにフタをしましょう。
「たるみケアをおこなう」
30代後半40代あたりからコラーゲンが減少し、肌のハリや弾力がなくなったり、表情筋が衰えてフェイスラインのたるみや法令線が目立ち始めます。
悩みが深くなってからケアを始めるのは時間がかかりますので、気になるかも…という段階からサロンなどで表情筋にアプローチするたるみケアやコラーゲンケアをするのがおすすめです。
「紫外線対策をおこなう」
紫外線は日焼けだけでなく、くすみ、シミの増加、シワやたるみを加速させます。
くすみやシミの予備軍があると疲れているように見えたり、はっきりとしたシミやシワ、たるみによって年齢以上に老けた印象に見えます。
日焼け止めやグッズを活用して紫外線対策をおこなったり、ビタミンCの入った美容液などでケアしましょう。
「ビタミンC、エイジング成分、たんぱく質を意識する」
40代、50代になると昔に比べて体力がなくなった、疲れやすくなったと感じたり、ホルモンバランスの変化でだるさや体調の変化を感じやすくなります。
健康的な体を維持するためにはさまざまな栄養素が必要ですが、1日の食事だけでは栄養素が摂れていないこともあります。 ビタミンCやビタミンB、ビタミンE、アミノ酸やたんぱく質、コラーゲンなど不足しやすいものを補いながら体の内側から整えましょう。
「姿勢に気をつける、運動習慣をつける」
日々の生活でスマートフォンやパソコンが欠かせないですよね。 仕事中に座りっぱなしや立ちっぱなしが続いたり、猫背のような姿勢になってしまう、運動習慣がないという人も多いはず。
姿勢が乱れると、骨の歪みや筋肉の低下を招き、疲れやすさやむくみ、太りやすくなったと感じます。 40代50代になると姿勢の悪さはだらしない印象や品がない印象にもなります。
日頃から姿勢に気をつけたり、運動習慣をつけるなど意識しておくのがおすすめです。
いかがだったでしょうか。
40代50代になると表面的な若々しさや美しさだけでなく、内側からの美しさ、大人の女性としての美しさも加味されます。体のコンディションを整えつつ、年に応じた美容ケアをすることが大切ですので、ぜひ参考にしてみてください。