【前半】エステティシャンがお教えします！ 20代、30代が美容ですべきこと

筆者はエステティシャンとして、さまざまな年代の方のお肌を診てきました。
自身が30代後半となり、20代のうちに教えて欲しかったことややっておけばよかったと思うこと、40代、50代のために備えていることなどがあります。
今回は20代、30代が美容ですべきことについてお教えします。

■20代、30代が美容面ですべきこと

「正しいクレンジング、洗顔をマスターする」

20代や30代に多い肌悩みは「乾燥」「毛穴」「肌荒れ」です。これらの肌悩みは肌の表面部分の状態であり、日々のケアの仕方、生活習慣、ストレス、ホルモンバランスも関係してきます。 安定したゆらぎの少ない肌にするためにも日々のスキンケアが大事ですが、中でもクレンジングでメイク汚れを落とす、洗顔で落ちきれていないメイク汚れ、古い皮脂汚れ、外気汚れを落とすことが大切です。
適当に洗っていたり、メイクをしたまま寝るなどきちんと汚れが落ちていないといくら良い化粧水や美容液を使っていても浸透が悪くなり効果を発揮できません。また、摩擦や刺激を加えた洗い方をすると肌トラブルの原因や肌の代謝の乱れを招きます。

クレンジングを適量手にとり、肌を摩擦しないように顔全体になじませてメイク汚れを浮かせる、目元や鼻まわりなどの細かな部分は指の腹でなでるように洗いましょう。
洗顔料はしっかり泡立て、泡で顔をつつみ込み、泡を潰さないように洗いましょう。
洗い流す際は水またはぬるま湯で優しくすすぎましょう。

「うるおいケアを徹底する」

肌の水分と油分のバランスが乱れると、乾燥、毛穴の開きや皮脂づまり、肌荒れを招きやすくなります。
スキンケアでの保湿が大切ですが、特にうるおいとなる化粧水や美容液をたっぷりと補うのがおすすめです。
洗顔後、化粧水を適量手またはコットンに取り、顔全体になじませます。一度で終わらずに化粧水を追加しながら数回に分けて浸透させる、化粧水後にシートマスクを活用すると肌の水分量が高まります。最後に乳液、クリームでうるおいにフタをしましょう。

「紫外線対策をおこなう」

紫外線は日焼けだけでなく、将来のシミやくすみ、シワやたるみを招きます。
20代のうちは実感がないかもしれませんが、30歳頃からうっすらとシミが表れたり、30歳半ばから肌のハリの低下や引き締まり感のなさを感じるので、しっかりと日焼け止めやグッズを活用して紫外線対策をおこないましょう。

「ビタミンCを補う」

健康的な体を維持するためにはさまざまな栄養素が必要ですが、1日の食事だけでは栄養素が摂れていないこともあります。 ビタミンCは体内で生成できない物質であり、長時間とどまることができない特徴があるので、肌のコンディションや体調管理、疲労回復としても食べ物やサプリメントから補っておくのがおすすめです。

「姿勢に気をつける、運動習慣をつける」

日々の生活でスマートフォンやパソコンが欠かせないですよね。 仕事中に座りっぱなしや立ちっぱなしが続いたり、猫背のような姿勢になってしまう、運動習慣がないという人も多いはず。
姿勢が乱れると、骨の歪みや筋肉の低下を招き、疲れやすさやむくみ、太りやすくなったと感じます。 また30代40代50代になると姿勢の悪さはだらしない印象や品がない印象にもなります。
日頃から姿勢に気をつけたり、運動習慣をつけるなど意識しておくのがおすすめです。

いかがだったでしょうか。
20代のうちは新しいものや流行アイテムが気になったりしますが、まずは土台となる基本的なことを習慣づけておくことが大切です。 40代、50代になった時に差がつきますので、ぜひ参考にしてみてください。