
短い日照時間によるウインター・ブルーを防ぐコツ

冬の時期になると朝が起きづらい、やる気が出ない、気分が落ち込みやすいと感じることはありませんか? その原因は短い日照時間によるものかも。
日照時間のリズムを知り、対策をすることで防ぐことができるので、ぜひ取り入れてみて!
■一年の中でも2月が一番日照時間が短い!
冬は日照時間が短いですが、特に2月が一番短くなります。
気象庁のデータによると12月は月間233時間、1月は月間198時間、2月は月間152時間となります。
1日あたりにすると12月は7.5時間、1月は6.3時間、2月は5.4時間となります。
日照時間の減少によって体内時計が乱れ、朝起床しづらい、お腹が空きづらいと感じたり、セロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質が減少し、やる気が出ない、気分が落ち込みやすい、疲れを感じやすくなることも。
■起床後、カーテン、窓を開けて
冬の朝は明るくなるのが遅く感じたり、北の地方では曇った日も多いですよね。
まだ薄暗くてもカーテンを開けて天気を確認したり、短い時間でも窓を開けて換気することで体が朝だと認識し、体内時計の乱れを防ぎましょう。
■屋外に出て太陽の光を浴びて
仕事などで建物内にこもりっぱなしが続く人も多いはず。長時間暗い部屋や太陽光が入りにくく蛍光灯だけの中で過ごすと気分の低下や疲れやすさを招きます。
外出できるタイミングがあるなら、短い時間でも屋外に出て太陽光を浴びたり、建物内にいる場合は陽の明るさが入るように工夫してみましょう。
■規則正しい生活をする
日照時間は12月と2月では約2時間、1月と2月では約1時間も差があります。
日照時間に合わせて、帰宅後早めに入浴したり、夜更かしせずに就寝することで朝起きやすくなることも。
冬の朝は暗くて起きづらい、寒くて布団から出たくないという気持ちはわかりますが、湯たんぽなどで足元を暖かくしたり、温かいルームウェアや部屋環境にしておくことも朝起きやすくなるコツです。
いかがだったでしょうか。
やる気が出ない、気分が落ち込みやすい、疲れを感じやすいなどウィンター・ブルーを防ぐためにも日照時間や太陽の光を意識してみてください。