マスク生活で気になりはじめた…
「ほうれい線やフェイスラインのたるみをケアする方法」
マスク生活によって「ほうれい線が気になる」「フェイスラインのたるみ」が気になりはじめたという人も増えています。
そういったことから、おうち時間を使って念入りなスキンケアをおこなったり、美顔器でケアをする人、マスクで見えないうちにクリニックやサロンに通う人も増えています。
今回は、エステティシャンである筆者がおうち時間を使ってできるほうれい線&たるみをケアするマッサージ法についてご紹介します。
【ステップ1】
自分のほうれい線・フェイスラインのたるみの原因を知る
人それぞれ肌質や骨格が違うため「ほうれい線」が目立つ理由は2つに分かれます。
一つ目は、日々のスキンケアによるうるおい不足で肌の内部、表面が乾燥し、シワ(ほうれい線)が目立つパターン。
二つ目は頬のハリ、弾力の低下と筋力の低下によって皮膚が落ちることでシワ(ほうれい線)が深く見えるパターンです。
一つ目の「乾燥」が原因の「ほうれい線」の人は【ステップ2】【ステップ3】へ
二つ目の「ハリ、弾力、筋力の低下」が原因の人は「ほうれい線」は【ステップ4】【ステップ5】へ
【ステップ2】
「乾燥」が原因の「ほうれい線」はシートマスク保湿がカギ
乾燥によるほうれい線の場合は、肌の水分量を高めることで、肌がふっくらし、キメが整うことでシワを目立ちにくくすることができます。
クレンジング、洗顔後、化粧水をたっぷり浸透させたあと、肌の水分量とうるおいを高めるために保湿タイプのシートマスク(コラーゲン、ヒアルロン酸、セラミド、フラーレンなど)を取り入れるのがおすすめ。
なんとなく、ピタッと貼るだけでなく、口元、ほうれい線をおさえながら、空気を抜くように貼り、エラ、耳のあたりをキュッと持ち上げることがコツ。
【ステップ3】
「乾燥」が原因の「ほうれい線」は乳液、クリームはアイロンがけを意識して
シートマスク後、乳液、クリームで水分を逃さないように整えるのですが、ポイントはアイロンがけをするように広げることがポイント。
指の側面と指の腹を使って、①口角から耳たぶに向かって、②ほうれい線から耳の付け根に向かって、③鼻の側面からこめかみに向かって広げるように塗りましょう。
【ステップ4】
「ハリ、弾力、筋力の低下」が原因の「ほうれい線」はフェイスマッサージで顔の立体を整える
ハリ、弾力、筋力の低下によるほうれい線の場合は、日々のスキンケア保湿の見直しはもちろん、骨格に沿った位置に皮膚を整えるようにケアすることが大切です。
クレンジング、洗顔後、美容オイルを少し多めに手に取り、顔全体に広げます。
①たるみやむくみの原因となる老廃物が溜まりやすい部分である、あご裏〜耳下腺を10回流します。
②顔の大きさ、縦ラインをシャープに見せる部分である、耳の付け根を下から上に向かって10回流します。
③ほうれい線を目立たせる頬の位置を元の位置に戻すように、人差し指の側面を口角に沿わせ、耳の付け根に向かって10回流します。
④頬の位置をより上にあげるために、人差し指の側面を鼻の側面に沿わせ、こめかみに向かって10回流します。
ほうれい線を目立たせる原因やたるみ部分を顔の立体感を意識し元の位置に戻していくようにマッサージしましょう。
【ステップ5】
「ハリ、弾力、筋力の低下」が原因の「ほうれい線」はシートマスクで肌のハリ感を高めること
マッサージ後、オイルを軽くティッシュオフし、化粧水をなじませ、保湿やエイジングタイプのシートマスク(ビタミンE、フラーレン、アスタキサンチン、コラーゲン、ヒアルロン酸など)を取り入れるのがおすすめ。
口元、ほうれい線をおさえながら、空気を抜くように貼り、エラ、耳のあたりをキュッと持ち上げる、目の下をおさえながらこめかみに向かってキュッと持ち上げることがコツ。
シートマスク後は乳液、クリームで肌を整えましょう。
いかがだったでしょうか。
ほうれい線やフェイスラインのたるみは原因に応じて、保湿を重視するのか、リフトアップを重視するのか目的が違いますので、自分のタイプにあったケアの仕方を取り入れてみてくださいね。