気温や生活の変化によって左右されず、心地よく過ごす方法
過ごしやすい季節になってきましたね。 季節の変わり目に気をつけなければいけないことといえば「自立神経の乱れ」「体調」「肌の乾燥」。
今回はエステティシャンである筆者が心がけている「気温や生活の変化によって左右されず、心地よく過ごす方法」についてご紹介します。
■気温の変化、ライフスタイルで乱れやすくなる自律神経・体調を整えよう
「自立神経」という言葉を聞いたことはあるけど、いまいち意味がわからないという人も多いのではないでしょうか。
私達の身体は「交感神経」と「副交感神経」で成り立っています。
昼間や活動が活発の時は「交感神経」が働き、血圧が高まり、瞳孔が開くなど心と体が興奮状態になっています。
一方「副交感神経」は夜間やリラックスしている時に働き、血圧が下がり、心拍数も落ち着く、瞳孔が収縮するなど心と体がリラックスしている状態です。
「気温の変化」によって自律神経が過剰に働き、疲れを感じる、体調を崩したり風邪を引きやすい人も多いですね。
また、コロナ禍によるライフスタイルの変化、過労やストレスによって自律神経が乱れ不安や緊張、不眠、全身のだるさなどさまざまな不調を感じやすくなります。
・規則正しい生活を心がける
起床や就寝、食事の時間が毎日バラバラだと体内時計が狂ってしまい自律神経が乱れる原因になってしまうため、一定の時間に起床、就寝、食事をするようにしましょう。
・入浴によって体を温める
湯船に浸かるのが面倒だからとシャワーのみで済ませている人も多いのではないでしょうか。湯船に使って体を温める、むくみや疲れをほぐし、体をリラックス方向に切り替えましょう。
・適度な運動で体をほぐす
おうち時間が長くなり運動不足になっていませんか?過ごしやすい季節になってきたので、30分でもウォーキングしてみる、お風呂上がりにストレッチをするだけで血行促進によって体の巡りが良くなり、疲労感の軽減、だるさ解消にも効果的です。
■気温の低下、空気の乾燥から体・肌を守ろう
これからの季節は気温の低下とともに空気が乾燥しがちになります。
空気の乾燥によって風邪を引きやすくなったり、肌が乾燥して肌トラブルを招く原因にもなります。
・こまめに水分を摂る
私達の体の約60%は水分でできていて、汗や尿として排出され日々循環しています。
水分をあまり摂取しないと体内に老廃物が蓄積し、疲労感やだるさ、むくみを感じやすくなります。
喉が乾いたなと感じる時はすでに水分が足りていない状態だと思い、喉が乾いていなくても一口、二口とこまめに水分補給をおこないましょう。
・空気の入れ替え&加湿をする
テレワークなど自宅で過ごす際に窓を閉め切っていませんか? 同じ空間で長時間過ごすと空気中の二酸化炭素が増えて体がしんどく感じることも。
数時間に一回は換気をしながら、部屋の中が乾燥しないように加湿器で湿度を保つと喉や肌の乾燥対策にも効果的です。
アロマなど香りも取り入れるとリラックスでき、副交感神経にも良いですね。
・肌の保湿力を高める
保湿=クリームと思われがちですが、空気の乾燥は水分が不足しがちなので、いつもより化粧水の量を増やして水分量を高める、週に1、2回シートマスクを取り入れて肌に栄養を与えてからクリームを補うのがおすすめです。
季節の変化とともに肌状態も変わるので、一年中スキンケアの使い方が同じという人は見直してみましょう。
いかがだったでしょうか。体も心も健康的な状態をキープする、機嫌よく、心地よく日々過ごすために参考にしてみてください。